タイトルロゴ大山祐史の経営コラム




 <本日のツボ309>
    『鏡に映る姿』

-------------------------------------------------
<ツボの説明>

  では、「ヒトを育てる」とはどのようなことをいうのか?

  それは「企業のコア・バリュー」を定めて共有することに他なら
 ない。豊田喜一郎にしても本田宗一郎にしても、松下幸之助にし
 ても、彼らがロールプレーヤーとして行動・思考の規範となり、
 その後継者もまた、同様のものを引き継いで自らがロールプレー
 ヤーとして振舞ってゆく。これを繰り返すことによって、一人の
 人間の想いが、大きな企業を動かす指針となって巨大なエネルギー
 を生み出している。これが企業の「コア・バリュー」となる。

  これもまた中小企業とて同じことである。そこにいる経営者の
 人物像がそっくりそのまま社風となり、会社としての行動規範と
 なるのだ。

  だからまず、経営者は自らの行動規範、価値基準といったものを
 定め、それを明示すべきなのである。いずれはそれが会社の姿に
 反映されることになる。


  その姿が美しかろうと醜かろうと、会社というのは「経営者自身
 を映す鏡」なのだ。

 -----------------------------------------------
<PR>推奨書籍「『一倉定の社長学全集』10巻セット」<PR>
 松下幸之助氏はじめ、ユニチャーム高原慶一朗氏、リコー三善信一氏…
 一流の経営者が「これこそ本物の経営書」と絶賛した一倉社長学シリーズ。
 コンサルタントに一生を賭した、日本を代表する慧眼の人、一倉定氏の、
 35年間、5000社以上を指導した魂の叡智、全10巻セット特別版で復刻。
 http://www.jmca.net/books/ichikura/ad.php?&id=129
定価:157,500円(税込)のところ、特別割引価格141,750円(税込)
 アドバンマネジ経営コラム by 大山祐史


  本コラムの内容は、大山祐史によるものであることを明記する
 限りにおいて、引用・転載は自由です。