タイトルロゴ大山祐史の経営コラム

 


   <本日のツボ212>
    『外人モデル』

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<ツボの説明>

  チラシやカタログに使う商品のイメージ写真に外人モデルを使う
 と、その商品を売りたいターゲットがぼやけます。

  日本の消費者の外人モデル好きは、老若男女の区別なくほとんど
 あらゆる階層に及んでいます。

  したがって、市場を細分化せず、できるだけ大勢の消費者に目を
 留めてもらいたい場合には大変有効。


  中小企業の場合、意識的にターゲットを小さく絞り込んだ方が
 良い場合があります。

  中小企業は経営資源が小さいため、マーケティングを行なう対象
 が広く大勢になりすぎると、フォローが行き届かなくなったり、
 投下するコストが大きくなりすぎる、といった問題が起こり得ます。

  そういう場合のイメージ写真モデルはずばり、絞り込んだター
 ゲットに合致する人物を起用するのが王道です。


  これを逆手に取って、購買層が限定的であることが常識となって
 いるような業界で外人モデルを使い、既存の購買層の枠組みを打ち
 破り波紋を起こす、といった効果を得ることも可能。

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 アドバンマネジ経営コラム by 大山祐史


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