タイトルロゴ大山祐史の経営コラム

 


   <本日のツボ247>
    『儲からない理由』

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<ツボの説明>

  「儲からない」と嘆いている社長さんの中には、自ら進んで儲から
 ないように行動しているのではないかと思える方がたくさんいます。

  ただ嘆くばかりで儲からない理由がまったくわかっていない
 経営者というのはほとんどいません。

  「お客からの値引き要請がきびしくて」とか、「うちのは古臭
 くて売りにくいんだ」「近頃の人はこんなもの使わないからな」
 など、いろいろな「儲からない理由」に関する認識をお持ちです。

  儲からない会社の経営者は、その認識を行動に結び付けていま
 せん。だから、わざと儲からないポジションに留まっているよう
 に見えてしまうのです。


  儲かってない商材を切り捨てる → 儲けを生む商材に切り替える

  儲かってない活動を取りやめる → 儲けを生む活動を行なう

  これをやらなけりゃ儲かるようにはなりっこないのに、「捨てる・
 やめる」を躊躇して、結局「なにもしない」状況で停滞している。
 これが「儲からない会社の経営者」です。


  「儲けるため」を考え抜いて行動に移すためには、思考と行動の
 パターンに変革を起こす必要があるので、大きなエネルギーが求め
 られます。それをやっている人には、「儲からない」と嘆いている
 暇はないはずなのです。

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 アドバンマネジ経営コラム by 大山祐史


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