<本日のツボ29>
『競争しない3』
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<ツボの説明>
中小企業にとっては、「価格競争には参加しない」という事
が重要な戦略となります。
<価格競争に巻き込まれない方法その3>
読者の皆さんには、お子さんはいらっしゃいますか?
私は四人います・・・・・・・・・・・・・・・・。
え〜っ、話を変えます。
自分や家族の学校を選ぶとき、「行きたい」と思った学校の
学費は気になりますよね。
しかしそのとき、その学校や先生に「少しまかりませんか?」
とはいわないのではないでしょうか?
そう、教育産業というのは「価格交渉」しにくい業種なの
です。
「価格交渉」がしにくい業種であるということは「安売り競争」
になりにくい業種であるということができます。
少子化の影響で、学生数の確保が課題になっているところも
多くなっているようですが、学校から「うちはこんなに安い
ですから是非きてください」といわれて、その学校に行く気に
なるものでしょうか?
顧客(=学生とその親)からみると、学校業が提供する商品
を選ぶ基準の中で、「価格」の優先順位が上位に来ることは
まれであるということができるでしょう。
あなたの商売がなに業であるかにかかわらず「教育産業化」
できる部分をさがしてみましょう。
お客さんに様々な情報を教える先生 という立場になれば
「先生、もっとまけてよ!」といわれる回数を少なくする事が
できます。
お客さんに「なぜ私たちと取引するべきなのか。私たちと
取引したら、どんな良いことがあるのか」をしっかり教えよう
とし続けてゆかないと、お客さんは
「で、ようするにいくらなの?」
という質問を切り出してきます。
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