<本日のツボ325>
『中道とは』
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<ツボの説明>
仏教では、欲望や迷い悩みの多い現実世界のことを此岸(しがん)
といい、苦しみのない理想世界を彼岸(ひがん)と教えます。
「お彼岸」とは、迷い多き此岸を去って、悟りの境地である彼岸
へ旅して到達するということを意味しています。
彼岸に渡る方法としては、
1.布施(施すこと)
2.持戒(慎み深くあること)
3.忍辱(耐え忍ぶ、受け入れる心)
4.精進(励むこと)
5.禅定(安らぎの心)
6.智慧(ちえ)
の6つを心がけて行うこととされ、これらを「六波羅密(ろくはら
みつ)」と呼びます。この六つの実践、が「中道」という生き方です。
私のごとき凡庸な一般人が六波羅蜜に関する詳しい解説を語る
などはなはだおこがましくバチあたりなことなので、詳しくは
専門家による解説ページなどを検索してみてください。
ま、簡単にいえば「淡々と頭使って他人のために仕事に打ち込み
なさい」と言うことです。あ、解説しちまった。
我々俗人からするとひどく崇高な生き方のように思えますが、
これこそが「苦行」でもなく「快楽主義的」でもない、自然体の
「中道」なのだと説かれています。
こだわりや偏りを捨てた「中道」であることがいかに難しいか、
そしてそれがいかに力を持つものであるかを感じます。
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