タイトルロゴ大山祐史の経営コラム

 


 <本日のツボ335>
     『若さと才能』

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<ツボの説明>

  経営者にとって、自分の中にいる最大の敵は「弱気の虫」。

  生まれつきあきらめが早く、多少の困難にぶつかるとすぐに、
 「どうせもうダメだ」とあきらめてしまう。

  年齢が上がり、経験を積めば積むほど「うまくいかなかった実
 体験」ばかりが記憶の中に積みあがり、どんなプランに対しても
 「失敗する理由」ばかりをいくつでも指摘することができる。


  「弱気」や「あきらめの早さ」は組織の中で確実に伝染する。

  従ってトップがこの問題を抱えたままだと、組織のメンバー全員
 を「いつも肝心なところであと一歩およばず、成功を掴み取ること
 ができない」という不幸へ導いてしまうことになるのだ。


  こういう「生まれ持った性格」というものはなかなか直らない。

  しかし、そのことに気づきその弱点を克服することによって
 名伯楽、名経営者と呼ばれるようになった者も多い。

  そういった者たちを変えたのは「自分の弱気のせいで、このまま
 では部下たちを幸福にしてやることができない」という気付きを
 得ることになった「きっかけ」と「反省」である。

「若さや才能」は必要がない。

「きっかけと反省」を得れば、あなただって変わることが、できる。

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 アドバンマネジ経営コラム by 大山祐史


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