タイトルロゴ大山祐史の経営コラム





 <本日のツボ371>
     『人格とキャリア』

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<ツボの説明>

 「法人」というのは、ひとつの所属の下に集まった人間やものの集合に
 対して、取引や契約の主体となることができるような「人格」が与えられた
 もののことをいいます。

  法律によってその「人格」が与えられる条件や規則などが定められて
 いるので「法人」。つまり法律に準拠する人格ということです。

  株主から集めた資金で利益あげることを目的とした事業を行う「株式会社」
 は法人の代表格ですが、それ以外にも社会的貢献を目的とした公益法人
 (社団法人・財団法人)や設立が容易なNPO法人、目的を厳密に規定されて
 いる宗教法人や医療法人、行政活動に関係する事業を行う特殊法人や独立
 行政法人などがあります。

  これらは法律によって「人格」が与えられていますから、私たち生物と
 しての「人」(法人に対応する言葉として「自然人」などと言うことも
 あります)と同様に、その法人の名義で銀行口座をもったりお金や不動産を
 借りたり所有したりすることができますし、もちろん契約や取引の当事者
 となることもできます。


  このように法人は、目的や役割を持った人格という点において、我々
 自然人と同じであるということができます。

  自然人と同様に、一生における時点時点で役割や目的が変化するのです。

  学生だったものがいつしか社会人となり親となるように、法人にも
 人生の各フェーズにあわせた役割の変換とその自覚が求められます。

  自然人が自らのキャリアを計画しコントロールするように、法人にも
 キャリアプランニングとそのコントロールが必要なのです。

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     アドバンマネジ経営コラム by 大山祐史


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