<本日のツボ4>
『預金額ではかろう』
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<ツボの説明>
個人商店では、レジスター機か手提げ金庫に現金が
入っていて、受け取った売上金はその中に入れます。
仕入れや経費はその中から支払い、残った分の現金が
利益ということになります。
実際には正式な会計をやろうとすると、そこに
在庫という概念が入ってくるので、現金は全く残って
いないのに帳簿上は利益がたくさん出てしまう、など
ということがよく起こります。この場合の利益は現金
ではなくて商品の在庫という形になっています。
会社の場合も、やはり利益は様々な会計上の科目に
分散されて残ります。具体的には在庫商品やパソコン
などの備品、車や土地や建物などになるのですが、ひ
どい場合には回収の見込みがまったくない売掛金で
あったりします。
これでは法人税などとても支払えません。
会社の状況を計る指標にはいろいろありますが、
まずは預金の残高が大切です。
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アドバンマネジ経営コラム by 大山祐史
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