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  2006年3月13日


 <本日のツボ57>
   『お金がかからない宣伝』

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<ツボの説明>

  あたりまえですが、マスコミの宣伝効果は抜群です。

  宣伝広告として扱われるよりも、ニュースや話題として紙面や
 番組に取り上げられた方が、話題を呼びやすく、消費者の関心を
 集める効果が高いとされています。

  番組で「健康維持に効果がある」と紹介された食品が、番組途
 中のコマーシャルで宣伝された商品よりもはるかに良く売れる、
 といった現象がおこっているようです。


  一時期はやった、ミュージシャンによる街頭ゲリラライヴや、
 堀江容疑者が行ったプロ野球への参入騒動など、耳目を集めるた
 めのパフォーマンスが、一時的とはいえ高い宣伝効果を挙げたの
 も、マスコミに取り上げられたおかげといってよいでしょう。
  「騒動を起こして目立つ」というやりかたには共感できません
 けれど。


  しかし一般的には、普通の会社がマスコミを利用するのはたい
 へん難しい、と考えてしまいます。

  ところが実は、マスコミの側も、毎日毎日あれだけの情報量を
 収集し提供し続けるために、かなり大変な思いをしているのです。

  時折「やらせ・捏造事件」がおこるのは、ネタ探しの大変さを
 物語っているわけです。


  ごくありきたりの商品・サービスでも、その時々の話題性に
 マッチした提案やイベントに仕立て上げると、記事や番組に取り
 上げてもらえることがあります。

  ダメでも金はかからない。
 自社の製品・イベント情報を「旬なキーワード」と結びつけて、
 マスコミに提供しておく習慣を作っておくと役に立ちます。

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 アドバンマネジ経営コラム by 大山祐史


  本コラムの内容は、大山祐史によるものであることを明記する
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