<本日のツボ174>
『ソフト産業に変身せよ』
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<ツボの説明>
ファンを獲得し、ブランドを構築するためには、コンテキスト
(周囲の情景)を文章化し、そこから、商品や事業に関する物語
を作り出すことが有効です。
消費者がその物語に共感を覚えてくれれば、その共感は、商品
に対する共感に直結します。
ということは、もはや、最初に消費者に対面し語りかけるもの
は、商品そのものではなくて、その物語の方なのですよ。
だから、製造業でも販売業でもサービス業でも、最初に作り出
して売り込むべきものは、商品のソフト面=物語 の方です。
斎藤佑樹と田中将大、両投手が作ったドラマにはいくらの価値
があるか? などということを考えるのはナンセンスですが、そ
の物語にあの「青いタオル地のハンカチ」がおまけでついてきた
ら、買いたいと思う消費者は多いことと思います。
「あれと同じ」というだけで、おそらく3000円でも売れる
ハンカチーフという商材ができてしまうのです。
この価格は「ハンカチーフ」の価値につけられたものではなく、
あの物語への共感についたものであるということは、言うまでも
ありません。
まずはコンテキストを文章化して物語を組み立ててみる。
それをチラシや小冊子にして取引先に配布する。
そんな行動から、貴社の「ソフト産業化」が始められます。
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アドバンマネジ経営コラム by 大山祐史
本コラムの内容は、大山祐史によるものであることを明記する
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