<本日のツボ267>
『データと情報の違い』
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<ツボの説明>
データとは、起った事象の結果として観察・観測・測定・算出
されたもの。
情報とは、自分(自社)を取り巻くすべての環境(場合によって
は全世界や宇宙をも含む)からもたらされるあらゆる刺激のこと
である。
情報システムとは、この刺激を分析して自社の経営マネジメント
に役立てるためにある。データ蓄積システムではないのだ。
集めたデータを眺めてニヤニヤしたり難しい顔をしたりすること
はデータコレクター(データオタク)の所作であり、マネジメント
のための行いとはならない。
マネジメントに携わる者は、情報を分析して意思決定に反映させ
なければならない。
そのとき注意すべきことは、ある分野の産業を変える新技術は、
そのほとんどが別の種類の産業からもたらされるということ。
ベンチャー企業や中小企業が大きく飛躍するきっかけは、思いも
よらなかった市場で思いもよらなかった使われ方をされたこと、
なんてことが多いということ。
データに疎くてもかまわないが、情報に疎いのでは失格だ。
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