タイトルロゴ大山祐史の経営コラム

 


 <本日のツボ315>
    『光と闇』

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<ツボの説明>

  太平洋戦争の敗戦から60年間、平均世帯収入は右肩上がりで
 上昇し続けてきたけれど、「幸せに暮らしていると感じている人」
 の割合は、20年ほど前から横ばいなのだそうです。

  このことからわかるのは、収入と幸福感は比例していないという
 こと。そこから想像できるのは、人の幸福感というものは相対的
 なものであるということです。

  収入が何千万円もある人でも、幸福感がない人はいます。(信じ
 られないですけど。)


  「不安な気持ちは成長の兆候である」というのが昨日の話でした
 けれど、今日も同じようなことを言います。

  不幸に対してきちんと向き合い、受け入れ、対処できる人だけ
 が幸福を感じることができます。

  100%幸福だけの人生というものはありえないからです。

  「成功」も同様です。成功していない時代をきちんと過ごす事が
 できないと、成功することはできません。


  宗教にもあてはまります。たとえばキリストとメフィスト、神と
 悪魔、みたいなものは、どちらか一方だけでは(人の心の中にも)
 存在することができません。

  日本人の多くは仏教徒ですが、極楽浄土と地獄、などという相対
 する概念がこれにあたります。


 「光があるから闇が在る」というのも、どこかの台詞で聞きました。

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 アドバンマネジ経営コラム by 大山祐史


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