<本日のツボ60>
『業務マニュアルが生み出す』
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<ツボの説明>
「価値観ギャップ」で重要なことは、供給側にとっては価値が
低い=原価があまりかからないもの(こと)を、お客様側から見
たら価値が高いと感じるような方法で提供すること。
そしてそれらが計画的に生み出されていること。
この価値観ギャップを支えているのは、一般的には「杓子定規
で滑稽」と受け止められがちな「業務マニュアル」である。
「デX−ズへようこそ!」という決まり文句で出迎えられるのも、
繰り返されると可笑しい反面、きき慣れるとある種の安心感を
醸成する。この「安心感」というのも、原価がかからずに顧客価値を
上げることができる大切な要素の一つ。
アキバの「メイド喫茶」も、店側はほとんど追加原価をかけずに
商品売価を倍に高めることに成功している。
コスチューム代は普通の喫茶店の制服より多少高いかもしれな
いが、変動原価ではない。
コスチューム以外に提供されているのは、原価0のものばかり。
従業員のしゃべり方や動作・行動など。
これ、どこまで「マニュアル化」されているのか興味があります。
通ってませんけど・・・・。
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アドバンマネジ経営コラム by 大山祐史
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